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『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』(コスミック バトン ガール コメットさん)は、横山光輝の漫画『コメットさん』を原作として、2001年4月1日から2002年1月27日にかけて、テレビ大阪・テレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。 == 概要 == 本作は、過去に製作されたテレビドラマ版を含めると『コメットさん』の3作目にあたる。テーマは「輝き」。視聴対象である子供たちに「君たちのいる世界は、こんなにも素敵に満ち溢れている事に気付いて欲しい」との製作サイドの願いが込められている。〔『コメットさん☆ メモワール・ド・エトワール』2003年7月 ネヌディエスコーポレーション刊および、DVD-BOX解説ブックレットより。〕 企画は東宝・タカラ双方による玩具先行でスタート。監督:神戸 + シリーズ構成・脚本:おけやの二人体制でまとめられていった。キャラクター設定は難産を極め、コンペで選ばれた「まきだかずあき」の初期案、中期案は当初比較的リアルな体型のデザインであったが、タカラサイドの反応は鈍く、逆に提示されたタカラ案を踏まえた後期デザイン〔ピンクを基調に、ピンク色のショートヘア、妖精をイメージした羽根状のマントや帽子の意匠は、まきたのオリジナルである。このデザイン画(『コメットさん☆ メモワール・ド・エトワール』 11項)は、同じタカラが提供の1995年作品「ナースエンジェルりりかSOS」の「ナースエンジェル」と特徴が酷似している。もっとも、ナースエンジェルはロングの金髪、白が基調のナースコスチュームであり、外形が似たのは単に偶然の産物である。〕より、立体化(ドール化)を意識し、よりスマートな体型、シューティングスターの意匠を付加した現在のデザインでまとめられた。 コメットの属する世界を「トライアングル星雲」にある3つの王国として設定し、この世界を統べる星国の王子の、妃候補とされたのがコメットとなり、ライバルのメテオとなる構図を敷いた。逃げ出した王子を探すという明確な目的が与えられているものの、実際は地球に数多ある「輝き」を、13歳という多感な少女に感じ取らせることで、テーマを浮かび上がらせている。この13歳という視点は、登場人物が幼い子供から老人まで幅広い年齢層がある中で、双方の視点で輝きを見いだせるちょうどよい視点として設定されたものである。演出においては、「子供向けTVマンガの枠ではなく、少女を主題に撮影する映画」を意識して演出がされている。後述する「四角いアイリスアウト」も、こうした映画的表現を求めて行われた一つである。 丁寧な日常表現は反面、作品の魔法少女物としての派手さを抑えることになってしまった。後半は一転し、従者の「ラバボー」が「ラバピョン」と恋仲になることで発生した恋力による「ラブリンドレス」によるコメットの能力バージョンアップや、ケースケ、イマシュンらとの微妙な恋愛模様を作品に盛り込み、なにより前半おざなりだった「王子の行方探し」を本格化させるなどしたが、作品自体は放送10か月で終了となった。 本作ではテレビドラマ版初代コメットさん役の九重佑三子がコメットの母(王妃)役、二代目の大場久美子がコメットの叔母役で声優を担当しており、それぞれストーリーに関わる重要な役割を与えられ、作品に花を添えていた〔本作でのコメットとしての格好は、王妃(九重)の少女時代は大場版のコメットのホットパンツ(サロペットショートパンツ)姿をオマージュしたもの(『コメットさん☆ メモワール・ド・エトワール』59項)、美穂(大場)の少女時代は作品オリジナル、コメットさん☆の中期キャラクターデザインがベースのものである。(『コメットさん☆ メモワール・ド・エトワール』24項及び105項)〕。東京都千代田区のダイヤモンドホテルで2001年2月26日に行われた本作の制作発表会見には、九重・大場・前田の3名の歴代コメットが揃って出席した〔23年ぶりテレビ東京系で復活 、スポーツ報知、2001年2月26日。(インターネット・アーカイブのキャッシュ)。〕。タカラ・ショウワノート・NECインターチャネル他協賛による「コメットさん☆星の国キャンペーン」の特賞で、本作コメット役 前田亜季含め3名の歴代コメットらとの記念撮影会が用意されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Cosmic Baton Girl コメットさん☆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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